新型コロナ対策資金に反響

(2020年03月18日)

高崎信用金庫本店営業部

18日から受付開始に

新型コロナウイルスの影響で売り上げが減少している事業者、農業者を対象に創設した融資制度「新型コロナウイルス緊急経済対策資金」の申し込み受付が3月18日から始まった。

 

この融資制度は、融資利率が1・4%、信用保証料を高崎市が全額補助、借入利子の5年分を市が補助、金融機関に支払う融資手数料を市が全額補助するなど、全国に先駆けた手厚い制度となっており、高崎市によれば、制度創設が発表されて以来、400件を超える問い合わせがあったという。

 

事業者からの相談を受けた金融機関からの問い合わせが多く「すぐに書類を提出したい」「すぐに相談に行きたい」などの声が寄せられているという。

 

受け付け初日となった18日には、さっそく金融機関窓口では相談や申込が行われた。

 

高崎信用金庫本店営業部では、今回の新型コロナウイルス緊急対策資金について「反響が大きかった。新型コロナウイルスの影響は全業種に及んでいます」と話す。

製造業では材料や部品の不足、建設業では資材の不足、学校休校による給食停止による食品産業の損失、イベント中止・外出控えによる宿泊・飲食業等の売上減、運輸・流通業の輸送量の減少など、業況の悪化によるマイナスの連鎖も見られている。

 

先行き不安が事業意欲に影響する懸念もある。同金庫本店営業部では「お客様の資金繰りをお手伝いさせていただき、地域経済の安定、成長のために全力を尽くします」と話す。

 

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