県人口15年連続で減少
(2020年01月31日)
令和元年移動人口調査
群馬県は、平成30年10月から令和元年9月までの移動人口調査結果を1月31日に発表した。
令和元年10月1日現在の群馬県人口は193万7626人で、前年の194万9440人から1万1814人減少した。率にして0・61%の減少で、平成17年から15年連続でマイナスとなった
世帯数は80万5678世帯で前年の79万9103世帯から6575世帯増加した。1世帯あたり人員は2.40人で前年の2・44人から0・04人減少した。
自然動態をみると、1年間の出生数は1万2820人、死亡数は2万3384人で、自然増減数は1万564人減少となり、平成17年から15年連続の減少となった。
社会動態をみると、県外からの転入者は4万3662人、県外への転出者は4万1442人で、これに職権処理による減3470人を含めると差引1250人の転出超過となった。
平成27年から4年連続で転入超過となっていたが、5年ぶりに転出超過となった。
この1年間の県外からの転入者の移動前の住所地の上位は、国外9649人、埼玉県6563人、東京都5836人、栃木県3569人となっている
県外への転出者数の移動後の住所地の上位は、埼玉県8217人、東京都7528人、国外5364人、栃木県3099人となっている。地
市町村でみると、太田市、吉岡町、大泉町の3市町で人口が増加した。
令和元年10月1日現在の高崎市の人口は36万8667人で前年の36万9733人から1066人、率にして0・29%減少した。
高崎市の自然動態は、出生数が2703人、死亡数が4171人で、1066人減少した。
社会動態は転入が1万4116人、転出が1万3714人で402人増加した。
自然増加数が最も多いのは吉岡町で42人、大泉町の10人、最も減少したのは前橋市の1617人減、次いで高崎市となった。
社会増減数が最も多いのは太田市の568人、次いで高崎市となった。
吉岡町、大泉町は自然動態、社会動態がともにプラスとなった。
- 次の記事 花火コンクール優勝は今野さん
-
前の記事 特別収蔵品展「日本画の美」