野生イノシシCSFで市が対策
(2020年01月24日)
市独自事業で一部助成も新年度に
高崎市は、吉井地域でCSF陽性の野生イノシシが確認されたことへの対応と令和2年度の市内養豚家支援について、CSFワクチン接種の補助の方針を1月22日に示した。
令和2年1月7日、15日に吉井町多比良地区で捕獲された野生イノシシからCSF陽性反応が確認された。高崎市は確認された地点から半径10km内にある3農場に対し、野生イノシシを農場に近づけない対策として忌避剤を配布し、設置済みの防護柵に仕掛けてもらう。
野生イノシシを捕獲している猟友会の実施隊に対して、山間部に立ち入った際に、車両等を消毒する噴霧器を用意しウィルス拡散防止に努める。
高崎市では、これまでも豚の疾病に対する防疫措置としてワクチン代の補助を行っているが、CSFワクチンの接種についても、新年度から生産者負担となる接種について、ワクチン代の一部を助成していく方針。
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