大竹夏紀「晴れの日」展
(2020年01月20日)
新年を彩る晴れやかなモチーフを描く
50年の歴史を持つ高崎問屋街に新たな風を吹かせるアートの発信拠点・ビエントアーツギャラリーで、富岡を拠点に活躍する染色アーティスト・大竹夏紀の個展「晴れの日」が開催中。問屋街とアートの化学反応による文化発信プロジェクトにより毎月企画されている展覧会で、群馬県を活動拠点にするアーティストの新作を含めた近年の代表的な作品を展示販売している。
富岡市出身の大竹夏紀は多摩美術大学でテキスタイルデザインを学び、大学院の修了制作で現在の作風を確立。染色の伝統技法である『蝋けつ染め』を用いて絹布を鮮烈な色彩で染めた絵画は、少女のアイドルをモチーフとして独創的に描くことで理想の世界観を映し出す。特に、2010年の東京モード学園のテレビCMで作品が起用され、広く世に知られるようになった。その後も国内外で数多く個展を開催し、現在は母校・多摩美術大学で後進の指導にも携わっている。
今回の展示では、年明けの晴れやかな気分に合うような天女や鳳凰や吉祥文様などをモチーフにした絵画や創作着物などが並び、圧倒的世界観が広がっている。会期は2月17日(日)まで。
会場:ビエントアーツギャラリー(ビエント高崎1階西側)
会期:2020年1月11日(土)~2月17日(日)
時間:午後0時30分~午後6時30分
入場:無料
定休:火・水・木・金曜日
問合せ:TEL.080-9542-5241
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