冬の夜の山車巡行「石原道祖神祭り」
(2020年01月13日)
高崎伝統の小正月
高崎市内では、「どんど焼き」など小正月の伝統行事が各地域で行われている。
小正月を祝う高崎の伝統的な祭り「道祖神祭り」が11日(土)、12日(日)に石原町の町内で行われた。
「道祖神祭り」は高崎本来の山車祭りで、江戸時代は頼政神社の正月祭りと同時に開催され。大いににぎわった。
明治以降、諸事情で道祖神祭りはすたれているが、石原町で継続されている。令和になって初めての今回も例年通り、成人式の連休に開催。
子どもたちは寒の入りの6日から指出公民館でお囃子の練習を行い、本番に備えた。道祖神祭りでは、石原町下一、下二、下三、下四の4町内の山車が巡行し、小祝(おぼり)神社の境内などに4台が集まって共演した。
夜になり寒さが増す中、子ども達の元気のいい声と町内ごとに特徴のある威勢のいいお囃子の演奏が響きわたり、保護者や関係者、地域の人などから大きな拍手が送られた。
富岡賢治市長は「この道祖神祭りの山車は最高に美しい。冬の最も美しいお祭りだと思う。素晴らしいお祭りになった。子ども達がしっかりやって、高崎の伝統行事を守って頂いているのはありがたい」と話している。
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