ディック・リーさんと音楽を語る

(2019年12月10日)

左から橘さん、篠崎さん、ディックさん、(通訳者)、佐藤さん

高崎公演実現にも期待

シンガポール出身のアジアンポップスター、ディック・リーさんを招き、都市文化を考えるシンポジウム「ぼくはディック・リー 進化と継承」が12月8日に高崎芸術劇場スタジオシアターで開催された。

 

第一部はディック・リーさんの自伝的映画「WonderBoy(ディック・リー監督、ダニエル・ヤム監督、2017年)」を上映。

 

第二部はディック・リーさん、佐藤良明さん(東京大学名誉教授、アメリカ文学・ポピュラー音楽論など)、篠崎弘さん(元朝日新聞記者、アジア音楽を日本に紹介)、橘豊さん(「家族のレシピ」プロデューサー)によるトークセッションが行われた。

 

1990年代のアジアンポップブームと文化のアイデンティティについて語りあい、ディックさんの歌がシンガポール国民の心を一つにまとめたことなどを紹介した。

 

ディックさんは「聞いてくれる人のために音楽を続けてきた。ポジティブな心と笑顔を忘れないでほしい」と話した。登壇者からはディックさんの公演を高崎で実現したいと提案もあった。

 

 

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