動物愛護と適正な飼育を

(2019年10月10日)


動物愛護フェス

第31回動物愛護ふれあいフェスティバルが10月6日にもてなし広場で開催された。
このイベントは、動物の愛護と適正な飼育について、市民に理解と関心を深めてもらうのが目的。また動物愛護を通じて、命を愛し大切にする心をはぐくむ。

長寿犬(大型犬15歳、中小型犬17歳)、長寿猫(17歳)の表彰は、市内の長寿犬227頭、長寿猫82匹が対象となり、犬68頭、猫30匹の飼い主が表彰式に参加した。

犬猫の里親探しには、多くの市民が訪れ関心の高さをうかがわせた。災害時におけるペットの避難や救急救命などについても啓発が行われた。
また、うさぎとのふれあいコーナーは、参加した子どもたちがうさぎを抱いたり聴診器でうさぎの心音を聞いたりし、動物の命を直接感じる体験となった。

主催の高崎地区動物愛護実行委員会の狩野友秀会長は「愛犬・愛猫の命と思い出を大切にしてください」とあいさつ。富岡賢治市長は、高崎市の殺処分数を大きく減少させた取り組みやドッグラン整備などについて触れ、「このフェスティバルは動物愛護を考えるいい機会となっている。ペットの多頭飼育の問題も出ており、皆さんの考えやアイデアを聞かせてほしい」と述べた。

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