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歯と口腔の健康づくり

　生涯を通じた歯と口腔の健康づくりを進めていこうと、高崎市は、二十歳を対象とした歯科検診を実施することを決め、１月１０日（日）に行われる高崎市成人式のお祝いとして、無料で歯科検診を受けられる健診カードが、参加者にプレゼントされることになった。
　高崎市によれば、市内には歯科健診を受けられる委託歯科医療機関が１６０機関あり、事前予約の上、プレゼントされた健診カードを持参すれば一回分の歯科検診を無料で受けることができる。平成２８年中に受診してもらう。
　このカードはのデザインには、歯と口の健康週間図画ポスターコンクールで高崎市長賞を受賞した長野郷中学校の武田君の作品が使われた。
　高崎市では、２０歳という年代は、歯科検診を受ける機会がほとんどなく、歯や口腔の健康管理がおろそかになりがちな年代であることから、この事業を実施することにした。２０歳代で虫歯がある人は、およそ９割程度と言われ、２０歳を過ぎると４人に３人は歯肉に何らかの問題があるとされている。虫歯菌は人から人へ移るので、次世代を虫歯から守るためにも口の中をきれいにすることが、新成人のマナーにもなるのでは、としている。