発展する栄町「今こそ町内の力が大切」

(2019年08月23日)

ステージイベント
会場内では流しそうめんも

納涼祭20周年

栄町で夏の風物詩となる納涼祭が8月18日に町内の公園で行われた。

この納涼祭は、今年で20回目。当時、高崎まつりに参加できない町内の子どもたちに、夏休みの思い出づくりをしてほしいと始められたそうだ。

 

栄町ではマンション等の建設も進み、新しい居住者が増えている。また栄町は高崎駅東口のビジネス街として発展し、高崎芸術劇場の開館を間近に控え、さらに芸術劇場に隣接して再開発ビルの計画が進んでいる。

地域の生活環境が大きく変化する中、栄町の春川宣充区長は「今こそ栄町の住民が栄町のことを考えていくことが大切」と話す。地域活動によって若い住民の参加も増えており、この納涼祭も地域住民の多彩な力が生かされている。

 

この日の納涼祭には地域の生涯学習団体やアカペラグループ、榛名地域から招いた八木節演奏などステージイベントもにぎわい、群馬県のマスコットキャラクター「ぐんまちゃん」も20回を記念して登場。住民有志が故郷から切り出してきた竹で、流しそうめんを行うなど、参加者を楽しませた。

 

同町内会では、東口エリアのにぎわいを生かし、多彩な集客施設と連携した冬のイベントも考えている。春川区長は「まちづくり活動を積み重ねてきた結果として現在があると思います。小さな町内会もがんばっています」と話している。

 

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