ピアノ慣らし弾き奏者募集
(2019年06月14日)
高崎芸術劇場のグランドピアノ
群馬音楽センターの歴史と精神を継承・進化させ、新しい高崎の都市文化を創造・発信する劇場としてJR高崎駅東口に開館する高崎芸術劇場。9月のオープンを控え、新たに設置されるコンサート用グランドピアノの慣らし弾き奏者を募集している。申込締切は6月21日(金)まで。
芸術劇場の選定委員会は有識者の意見を元に、スタインウェイD-274、ヤマハCFX、ベーゼンドルファー290インペリアルの3機種の導入を決定。メーカーのフラッグシップたるコンサートグランドピアノは、熟練の職人の手で1台1台手間ひまかけて作られているので、同じ機種でもそれぞれに特性がある。仲道郁代や金子美勇士などプロのピアニストの協力を得た弾き比べを経て、高崎芸術劇場にとって最も適した個体が選定された。
また、ピアノは時間をかけて弾き込むほどに音に広がり出て響きがますます豊かになるということで、新しく導入される3機種のコンサートグランドピアノのコンディションを高めるため、最終調整を終え工場から7月にピアノが芸術劇場に運ばれたのちは、オープンの直前まで慣らし弾きを続け最高の状態で開館を迎える予定だ。
今回募集するのは、高崎市在住かゆかりのある人で、音大ピアノ専攻の2年生以上か卒業生などの技量を持つ人。報酬はないが、名器たちで演奏ができるまたとない機会と、開館後の演奏会への招待などを予定している。応募者多数の場合は選考で慣らし弾き奏者が選ばれる。
場所:高崎芸術劇場 音楽ホールまたはリハーサルホール
期間:2019年7月11日(木)~9月19日(木)
応募資格:高崎市在住かゆかりのある人で、音大ピアノ専攻の2年生以上か卒業生など
申込方法:所定の申込用紙に必要事項を記入の上、郵送またはメールで申込
締切:6月21日(金)
問合せ:高崎財団「ピアノ慣らし弾き」係 TEL.027-321-1213
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