ソフトボール日本代表が高崎合宿

(2019年06月11日)


日米対抗に向けて

ソフトボール女子日本代表の第1次国内強化合宿が高崎市内を会場に始まり、10日は宇津木スタジアム雨天練習場、11日は宇津木スタジアムで練習が行われた。

 

合宿は19日まで行い、代表選手は6月22日から予定されている「日米対抗ソフトボール」に臨む。

 

ソフトボール日本代表は来年の東京オリンピックで金メダルをめざし、ライバル・アメリカとの対戦に向け、宇津木麗華監督は戦略と選手の育成に取り組む。

 

エースの上野由紀子投手が左あご骨折のために離脱しているが、上野投手とともに、過去にオリンピック出場経験を持つ山田恵里選手は「上野選手が安心して戻ってこられるようにチームをつくっておきたい。一人ひとりが自覚を持って自分たちの力を出し切っていく」と話す。

 

投打の二刀流に期待がかかる藤田倭投手は「しっかりと戦い、チームの流れを作っていきたい。自分の役割のためにベストを尽くしたい」。山本優選手は「いろいろなタイプの投手に対応していきたい。自分が進化しないといけない。全力でやる」と意気込みを語っていた。

 

青木千春選手は「中学生の時に北京五輪を見て、憬れたソフトボール選手に自分が近付けた。宇津木スタジアムは見やすく、プレーもしやすい。小中高校生の皆さんにも足を運んでほしい」と高崎市民の応援に感謝の気持ちを語っていた。

 

宇津木監督は、アメリカ打線に対する日本の投手陣の準備、アメリカ投手の球速などに備えた打撃練習などについて触れながら、「オリンピックの一年前で、お互いに探り合いになるだろう」と話す。

また、宇津木監督も高崎市民の応援に感謝し、「このスタジアムは、私もまたプレーしたいという気持ちになり、とてもワクワクして、自分たちのプレーを引き上げてくれる。先日、東京オリンピックまであと413日となり、北京五輪で金メダルを取った時の『上野が413球』のように、一日一日を積み重ねていきたい」と話した。

 

 

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