「母の日」山上碑で感動広がる
(2019年05月14日)
上野三碑をつなぐ会
5月12日の母の日に、山名町の山上碑で母への感謝の気持ちを捧げるイベント「ははおもひ」が開催された。このイベントは、
このイベントは世界の記憶・上野三碑を盛り上げ、地域活性化につなげていこうと活動するNPO法人上野三碑をつなぐ会・MLP(マザー・ラブ・プロジェクト)が主催し、今年で2回目。
山上碑の碑文に僧・長利(ちょうり)が母・黒売刀自(くろめとじ)のために記したことが刻まれていることから、母の日に家族の絆を深めてもらうイベントとして企画された。
この日は未就学児から大人まで12組が参加し、山上碑の石段上のステージで母への手紙を披露した。日頃、なかなか面と向かって伝えることができない「ありがとう」の気持ちを、素直に表現した。
お母さんへの手づくり感謝状を手渡す女児など、会場は感動に包まれ、涙を誘うシーンが何度もあった。
主催団体代表の青島真一代表は「山上碑は長利が母のために感謝の気持ちをつづった。このイベントを通じてお母さんへの感謝の気持ちを伝えていきたい」と話している。
- 次の記事 没後151年 小栗まつり
-
前の記事 「上野三碑かるた」も計画