「上野三碑かるた」も計画
(2019年05月13日)
上野三碑普及推進会議が発足
高崎市や群馬県、市民ボランティア団体が力をあわせて上野三碑(多胡碑・山上碑・金井沢碑)の価値や魅力を発信する「上野三碑普及推進会議」が5月13日に発足し、高崎市役所内で第1回会合が開かれた。
推進会議は、高崎信用金庫の新井久男理事長を座長に、委員として新井祥碩高崎市書道協会会長、飯野眞幸高崎市教育長(副座長)、内山充上毛新聞社社長、木内幸一上信電鉄社長・上野三碑をつなぐ会会長、木村法雄JR東日本高崎支社長、小嶋博・山上碑・金井沢碑を愛する会会長、児玉正蔵・高崎商工会議所会頭、森賢六・上野三碑ボランティア会会長、学術顧問として平川南・人間文化研究機構長、前澤和之・群馬県地域文化研究協議会会長、横島庄治・前上野三碑世界記憶遺産登録推進協議会会長、事務局委員として群馬県生活文化スポーツ部長、高崎市教育委員会教育部長、高崎市商工部長で構成されている。
初年度の予算として600万円を措置し、これまで県や市、市民団体が取り組んできた事業を継承、発展させていく。
目玉事業として「上野三碑かるた」の制作を計画している。読み札を公募し、上野三碑の価値や魅力を県内外に広めていく。5月中に専門家による委員会を立ち上げて詳細を詰めていく。
読み札の公募は、夏休みをはさんだ6月中旬から9月中旬を予定し、完成した際には市内・県内の小中高校に配布する予定。
他の事業では、学術講演会、高崎市の歴史系展示施設6館のリレー講演会、講師派遣事業のほか、登録2周年事業をボランティア3団体の主催で11月をめどに実施する。
上信電鉄の上野三碑ラッピング、のぼり旗は継続、スタンプラリーも実施する予定。
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