平成31年度(令和元)高崎河川国道事務所の事業

(2019年05月3日)

国道17号 高松立体(発表資料より)

高松立体常盤・並榎区間拡幅なども

国土交通省高崎河川国道事務所は、平成31年度(令和元年度)の事業概要をこれまでに公表した。

高崎河川国道事務所は群馬県内の国道17号、18号、50号の整備・管理と、利根川の支川である烏川、神流川、鏑川、碓氷川の一部について整備管理を行っている。

道路事業では渋川西バイパス(31年度事業費25億2600万円)、前橋笠懸道路(同事業費14億3800万円)、高崎市関連の国道17号高松立体(同事業費1億6500万円)、河川事業では烏川上流築堤(同事業費3億7600万円)、烏川・高松地区かわまちづくり事業100万円などが盛り込まれている。

道路事業費は合計96億8400万円、河川事業費は合計3億7700万円で、主な事業は次の通り。

 

国道17号「渋川西バイパス」

国道17号渋川西バイパスは、渋川市中村から同市金井までの延長5・0kmで、地域高規格道路「上信自動車道」の一部区間となるバイパス。今年度はバイパス事業区間「渋川市渋川~渋川市金井」(延長1.9キロメートル)で、調査設計、用地買収、埋蔵文化財調査、改良工事、函渠工事、橋梁上部工事を推進する。

 

国道50号「前橋笠懸道路」

国道50号「前橋笠懸道路」は前橋市今井町からみどり市笠懸町鹿までの延長12・5km。今年度は前橋市今井町~前橋市二之宮町間の現道拡幅区間(延長0.9キロメートル)で、調査設計、用地買収、埋蔵文化財調査を実施し、電線共同溝工事を推進する。

伊勢崎市赤堀今井町~伊勢崎市香林町間のバイパス区間(延長4.0キロメートル)で、調査設計、用地買収、埋蔵文化財調査、伊勢崎市香林町~みどり市笠懸町鹿のバイパス区間(延長3.5キロメートル)で調査設計を実施する。

 

国道17号「高松立体」

国道17号高松立体は、国道17号宮元町から高崎市並榎町の延長1・6kmで和田橋交差点の立体部(1・1km)が開通している。高崎市常盤町から高崎市並榎町の拡幅区間(延長0・5km)で、調査設計を実施し、改良工事を新たに着手する。

 

国道17号「三国防災事業」

国道17号「三国防災事業」は、利根郡みなかみ町羽場~新潟県南魚沼郡湯沢町三国までの延長17・4kmで、今年度は(仮称)新三国トンネル工事、みなかみ町永井地区の改良工事を推進する。

 

烏川上流築堤

無堤部の高崎市寺尾・根小屋地区において、用地補償及び河道掘削等を推進する。

 

烏川・高松地区かわまちづくり事業

河川空間とまち空間を一体的に活用し、官民が連携したまちづくりを目的とした「高松地区かわまちづくり」を実施。高崎市では民間事業者と連携したオープンカフェや展望レストハウス等の整備を計画している。

 

 

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