【高崎の歴史】皇太子殿下・浩宮さまのご来高(4)
(2019年04月29日)
昭和44年高校総体や県内視察。高崎市役所にも
皇太子殿下・美智子妃殿下を大歓迎
昭和44年度全国高校総合体育大会へのご出席と群馬県内視察のため、三泊四日の日程でご来県された。
7月31日、皇太子・美智子妃殿下が午前10時57分着の列車で高崎駅に到着された。高崎駅から自動車に乗られ、高崎市役所に向かわれた。沿道には、日の丸の小旗をかざした市民が歓迎した。
皇太子殿下は白のスーツ、美智子妃殿下は茶色のアンサンブル、白の帽子・ハンドバッグ・靴のお姿だった。昼食のデザートに剣崎モモを献上した。両殿下は、浩宮さまが昭和42年に見学した富岡市の片倉製糸富岡工場に向かわれた。
8月1日は、県営陸上競技場で行われた全国高校総体総合開会式に出席され、客席を埋め尽くした大観衆が拍手で両殿下をお迎えした。
8月2日は、午後3時過ぎに中央体育館で高校総体の体操競技を20分間観戦され、岩鼻町の原子力研究所を視察された。
この視察では、榛名町の療育施設「はんなさわらび園」、群馬町の「群馬整肢療護園」を訪問され、美智子さまは子どもたちをいたわり、励ました。最終日は美智子妃殿下ゆかりの館林市を訪問し、日清製粉館林工場を視察された。
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