高崎市は「ごみ処理がしっかり・買い物便利・交通拠点」
(2019年04月12日)
市民アンケート
高崎市は平成30年度「第20回市民アンケート」の集計結果をこれまでにまとめた。
対象は住民基本台帳から無作為抽出した6000人で、条件は平成29年10月1日時に住民登録され、かつ平成30年10月1日時に住民登録されている満18歳以上80歳未満の市民。調査は郵送により、平成30年11月に実施した。質問項目は15問と自由記述。
回収数は2944件、回収率は49.1%(前回の平成28年調査は2799件、46・7%)だった。
「市政に関心がある」78・4%、「高崎市に住み続けたい」82・4%など、前回との比較で市民意識に大きな変化はなかった。
なお今回から人権侵害の設問に、回答の選択肢としてLGBT(セクシャルマイノリティ)に関する項目が設けられた。
市政への関心では、「関心がある」29・6% 「少しは関心がある」48・8% 合計78・4%となった。
定住意識では、「高崎市に住み続けたい」82・4%で、理由は「住み慣れて愛着がある」 39・9%、「生活しやすい」39・7%となった。「生活しやすい」の回答率は学生が最も高く59・3%だった。
高崎市の印象では、「ごみ処理がしっかりしている」70・8%、「日用品の買い物が便利」66・2%、「北関東の交通拠点として交通網が発達している」65・7%、「下水道・浄化槽や排水が整備されている」64・4%、「医療機関が利用しやすい」64・2%などとなっている。
高崎市に臨むものでは、高齢者福祉の充実36・3%で、50代・60代が多かった。次いで「バスなどの公共交通」35・7%で全世代とも同程度だった。「子育て支援の充実」は28・6%で、10~20代・30代・40代が多かった。「医療機関が利用しやすい」27・1%で全世代とも同程度だった。
10代・20代で回答率が高かったのは「歩行者や自転車にやさしいまち」「犯罪や交通事故が少ない」、「就業・雇用環境の充実」だった。
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