人形浄瑠璃文楽

(2019年03月6日)


3/14高崎公演

物語を一人で語り分ける太夫、情景を音で表現する三味線、動きの妙で心情の機微を訴えかける人形、この『三業』が一体となり舞台を作り上げる人形浄瑠璃文楽。ユネスコ無形文化遺産として日本が世界に誇る伝統芸能の高崎公演が3月14日(木)に高崎市文化会館で開催。昼と夜の二回公演で行われる。

 

普段は大阪の国立文楽劇場を本拠地として、日本を代表する伝統芸能を守り伝え世界に発信しているが、この3月は文楽の名作演目を携えて全国各地を巡演、出演者によるわかりやすい解説やあらすじ・みどころ紹介を交えて上演し、古典芸能の魅力を広く伝えている。

 

昼の部は浄瑠璃三大傑作のひとつとして数えられる「義経千本桜」の前編の山場より《椎木の段》と《すしやの段》を上演。太夫の語りと三味線の音色、人間国宝・吉田和生をはじめとした人形の遣い手たちが、平維盛を取り巻く悲しく切ない物語を届ける。

 

夜の部は道行物の最高傑作といわれ聞きどころ見どころたっぷりの「義経千本桜」の《道行初音旅》。そして、悲恋の物語でありながら華やかで躍動的に幕を下ろす、文楽の代表的作品「新版歌祭文」を上演。選りすぐりの名作を高崎で鑑賞できるまたとない機会だ。

 

 

会場:高崎市文化会館

日時:2019年3月14日(木)

【昼の部】午後1時30分開演(午後1時開場)

【夜の部】午後6時開演(午後5時30分開場)

料金:[S席]昼夜ともに完売 [A席]3,000円 [U-25]1,000円 [昼夜通し券(A席)]4,000円

問合わせ:高崎市文化会館TEL.027-325-0681

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